新渡戸記念館廃館撤回署名ご協力のお願い

 青森県の十和田市立新渡戸記念館を6月末で廃止する条例案や解体事業費を盛り込んだ補正予算案が平成27年6月26日、十和田市議会6月定例会で可決されました。

 新渡戸記念館は昭和40年(1965)に十和田市が建設し、新渡戸稲造博士の愛蔵品など約8000点の資料を保管。大地震で倒壊の恐れがあるとして3月末で休館となり、現在は新渡戸家や市民有志が資料の保全と整理を行っています。

 このことを漏れ拝聴し、たいへん驚くとともに、新渡戸家資料の保存はもちろんのこと、現施設の保存維持に努めていただきたいと願ってやみません。記念館関係者はもちろん十和田市民また国内外の多くの方々が今回の事件に嘆き悲しみ、心を痛めているに相違ありません。

 新渡戸稲造は生涯に、日本人の感受性、生来の内なる善神の尊重、祖先崇拝などの素晴らしさについて、『武士道』などを通じて国内外に語り続けました。その精神は、新渡戸家、十和田市民などの血縁、地縁にとどまらず、東北人、また広く日本人、さらには日本文化に理解の深い世界の人々の心に生き続けており、新渡戸記念館が新渡戸稲造、父十次郎、祖父傳の墓地「太素塚」と同じ場所にあって資料保存や研究教育の拠点として活動してきたことに、大きな文化的意義があると思われます。すなわち、これまでの新渡戸記念館を中心とする文化的活動は、国内外の人々にとって偉大な財産であり、記念館の立地や施設そのものが歴史的文化的に高い価値を有していると考えられます。

 また、新渡戸記念館は有名な建築家・生田勉先生の作品の1つであり、収蔵資料、記念館施設、さらには景観いずれも貴重な文化遺産ではないかと思われます。

 つきましては、新渡戸記念館の廃館、および建物取り壊しの撤回を求める署名活動に、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

    平成27年6月29日 御嶽山御嶽神明社宮司 佐藤一伯


※用紙は以下のページよりダウンロードして下さい。

 署名用紙PDFへ

※平成27年8月5日より、新渡戸記念館をまもる会(save the towada)のインターネット署名Change Org も始まりました(http://chn.ge/1ORPthR)。「未来の世代に遺したい日本の精神。新渡戸記念館を廃館・取り壊しにしないで!」 皆様、ご署名宜しくお願いいたします。(平成27年8月6日追記)

※新渡戸記念館では市民有志が文化財保護の活動と記念館の博物館活動をボランティアで継続しています。ご支援ご協力をお願いいたします。(平成28年3月1日追記)

 新渡戸記念館ホームページへ

 新渡戸記念館資料保存活用募金お知らせPDFへ

御嶽山御嶽神明社

岩手県一関市花泉町鎮座 電話 0191-82-3382

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