神道とは何か

 仏教や儒教など外来の思想が伝来するはるか以前から、日本にあった信仰が神道です。神道には開祖はいません。もともと「惟神(かんながら)の道」といい、「神の道にしたがうこと」「自然と神の道」の意味です。私たちの祖先は1万3千年前にはすでに土偶を作り、目に見えない神に祈りをささげていました。それはキリスト教などの神とは少し違いました。

 日本には美しい四季があり、豊かな森や海、清らかで豊富な水に恵まれていました。また地震、津波、洪水、噴火など多くの自然災害にみまわれました。そうしたなか、太陽や月、山、川、木、水、風など自然界のものや現象に人知を超えた神をみて、祈りの対象としました。やがて祈りの場所に神社ができました。今でもご神体が大きな山や木、岩であったり、そのような場所を「パワースポット」として力を得ようとする文化と伝統が日本人の中に息づいています。

御嶽山御嶽神明社

おんたけさん おんたけしんめいしゃ 岩手県一関市花泉町老松字水沢屋敷161-2 電話 0191-82-3382 〒029ー3103

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