大護摩祈祷火渡祭
古来より伝承する大護摩祈祷火渡祭(おおごまきとうひわたりさい)は、御祭神の神徳を称え諸悪の根源を絶ち、開運繁栄にみちびく、年に一度の大祈祷です。 事業の繁栄、また家族の幸福のために、護摩木を奉納して広大無辺のご加護を戴いて下さい。
通称『おんたけさん』で親しまれている御嶽山御嶽神明社では、毎年旧暦9月10日(10月下旬の日曜日)の秋の祭典に火渡祭が行われ、白装束を身につけた大勢の参拝者らが、素足で燠の上を渡り無病息災や家内安全などを祈ります。この大護摩祈祷火渡祭は諸悪の根源を消滅させて、開運をもたらす秘法として古来より伝承されています。
祭儀は、神職と行者が境内に特設された式場に整列、祝詞を上げた後、護摩檀に点火し白装束で身をつつみ、鉢巻を締めた大勢の信者達によって祈願をかけた護摩木が護摩檀の周囲を回る「回り行」と共に御神火の燃えさかる大火焔の中に投げ込まれます。御神火は鎮静し護摩檀の中には真赤な燠の山が赫々と輝いています…。
いよいよ火渡りの開始です。その上を一番先きに司長が本幣を持って渡ります。次に二人の副司長が御神刀と代表の神札を持って渡ります。その後に白装束の奉仕団、一般参拝者と続きます。
あなたも、火渡りをしてご利益にチャレンジして下さい。
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